2022年10月に公開予定の実写版「耳をすませば」。
予告動画が公開されるやいなや、ある衝撃的な事実にどよめくファンが増えています!
それは、天沢聖司の夢ががバイオリン職人ではなく、チェロ奏者に変更されていたこと。
ジブリの映画シーンでは、バイオリン職人を目指してひたむきに頑張る聖司くんの姿にときめいた女性も多いですよね。
この記事では、実写版「耳をすませば」の天沢聖司がチェロ奏者に変更された理由を7つ、まとめてみました!
実写版「耳をすませば」天沢聖司がチェロ奏者になった理由

▼実写版「耳をすませば」の特別映像です
映画の予告でも、松坂桃李さん演じる天沢聖司が「俺、チェロ奏者になるのが夢なんだ」と語っています。

ジブリ版の「耳をすませば」ファンからすると、???な情報ですよね…
天沢聖司がチェロ奏者に変更された理由を考察してみました!
1.チェロの音色や存在感が映画のストーリーに合っている
一般的に、バイオリンよりもチェロのほうが綺麗な音色を出しやすいと言われています。
バイオリンよりも低い音にはなりますが、チェロの音域が人間の音域に近く、心地よい響きが楽しめるのだそうです。
チェロは見た目も音も存在感があり、実は大人の習い事としても人気が高い楽器。
耳をすませばの世界観には、バイオリンよりもチェロが合っているという判断がされたのかもしれません。
2.バイオリン職人だと絵面的に映えづらい
映画館のような大きなスクリーンで見るとき、バイオリン職人よりもチェロ奏者のほうが画面が華やかになりますよね。
もちろん、バイオリン職人がパッとしないということではありません。
ただ、チェロ奏者であれば大勢のお客さんがいるステージに立ち、スポットライトを浴びながら演奏する姿が映し出されるはず。
絵面的にバイオリン職人は映えづらいため、チェロ奏者に変更になったのではないでしょうか。
3.バイオリン職人は挫折した
天沢聖司はバイオリン職人を目指していましたが、途中で挫折してしまい、チェロ奏者になったパターンも考えられます。
現在、予告動画や公式サイトでは「バイオリン職人を挫折した」というような内容は見られませんが、10年という長い月日で目指していたものが変わるということはあります。
バイオリン職人からチェロ奏者へと設定自体が変更になったのではなく、天沢聖司の夢そのものが変わってしまったのではないでしょうか。
もしかすると、実写版「耳をすませば」のラストには、本当の夢だったバイオリン職人になれたという結末になっているのかもしれません。
4.原作やアニメとの差別化のため
実は原作(少女漫画誌りぼん)では、天沢聖司の夢は画家として描かれています。
そしてジブリ映画では、みなさんがご存知のとおりバイオリン職人に。
原作→画家
ジブリ版アニメ→バイオリン職人
ジブリ映画が原作の設定とは違っていることを知らないファンの方は多いのではないでしょうか?
そのため、実写版で天沢聖司がチェロ奏者になっていても不思議ではないということ。
それぞれの世界観を差別化し、新しいイメージを楽しんでほしいという制作者側の意図でしょうか。
ちなみに、
5.松坂桃李が過去に演じたバイオリン奏者とかぶってしまう
天沢聖司を演じる松坂桃李さんは、2015年に公開された映画「マエストロ!」でバイオリン奏者を演じています。
撮影の1年前からバイオリンを練習し、劇中では見頃な音色を響かせていました。
ですので、バイオリン奏者とバイオリン職人でイメージが被ってしまうため、チェロ奏者に変更になったとも考えられます。
6.平川監督による演出変更
実写版「耳をすませば」の監督は平川 雄一朗さんです。
ROOKIESやJIN-仁-、約束のネバーランドなど数々の漫画原作作品の演出や監督をつとめています。
約束のネバーランドでは、孤児が出荷される年齢が変更になっていたり、原作にはいない謎の男(松坂桃李)が出演するなど、原作とは異なる設定が多いのが特徴。
平川監督の何かしらの想いがあり、実写版「耳をすませば」も、バイオリン職人からチェロ奏者に変更になった可能性はあります。
7.カントリーロードを使用しないため
ジブリ版「耳をすませば」では、天沢聖司が演奏するカントリーロードに合わせて月島雫が歌うシーンがあります。
実はこれ、原作にはないシーンでした。
ジブリ版の監督である宮崎駿さんが、映画の主題歌に「カントリーロード」を使いたくて生まれたシーンなのだそう。
実写版の主題歌は、女優の杏さんが歌う「翼をください」になったという発表もありましたね。
今のところ、劇中で「カントリーロード」が流れるかは分かっていませんが、原作にはなかったシーンなので、実写版にも出てこないシーンなのかもしれません。
主題歌が「翼をください」になったため、バイオリン云々…という設定自体、なくなってしまったのでは。
以上、実写版「耳をすませば」の天沢聖司がバイオリン職人からチェロ奏者になった理由を7つ、紹介しました。
実写版「耳をすませば」へのファンの反応は?


天沢聖司がバイオリン職人→チェロ奏者になっていることについて、ネットでの反応をまとめました。
なんでチェロになったの?
原作では画家だったことを知らなかった!
原作との違いにとまどいが…
▼なかにはこんな厳しい意見も。



バイオリン職人じゃなくチェロ奏者なんて、わたしの好きな「耳をすませば」じゃない!
大人気作品の実写化ということもあり、とまどいや不安を感じているファンが多いようです。
まとめ
今回は、【実写版】耳をすませばの天沢聖司はなぜチェロ奏者に変更?7つの理由を考察!についてお届けしました。
考えられる変更理由7つ
- チェロの音色や存在感が映画のストーリーに合っている
- バイオリン職人だと絵面的に映えづらい
- バイオリン職人は挫折した
- 原作やアニメとの差別化のため
- 松坂桃李が過去に演じたバイオリン奏者とかぶってしまう
- 平川監督による演出変更
- カントリーロードを使用しないため
ジブリ版ではバイオリン職人を目指していた聖司くん、なぜチェロ奏者に変更されているのか、謎が深まりますね。
昔からのファンは驚きを隠せず、批判的なコメントもちらほら…。
ですがそれも「耳をすませば」という作品が老若男女を問わず愛されているからなのでしょうね。
まずは2022年に公開される実写版「耳をすませば」の公開を待ちましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。