エリザベス女王の棺の花の種類は?花言葉や込められた意味が深かった!

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イギリスの偉大な君主であるエリザベス女王の国葬が行われ、日本で放送された中継番組も視聴率が17.5%を超えるなど注目を集めていますね。

国葬の中継中、エリザベス女王が眠る棺の上に飾られた花が気になった方も多いのではないでしょうか。

「花の色が鮮やかで綺麗だった!」
「何のお花?意味とかあるのかな?」

実は、国葬で棺に飾られた花にはエリザベス女王への深い愛情が込められていたのです。

この記事では、エリザベス女王の国葬で棺の上に飾られた花の種類や花言葉、意味について紹介します。

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目次

エリザベス女王の棺の花の種類は?

エリザベス女王の棺の花の画像
引用:Twitterより

エリザベス女王の国葬で棺の上に飾られていた花輪には、王室所有の庭に咲いていた花や葉が使われています。

これは新国王で、エリザベス女王の息子であるチャールズ3世の要望なのだそうです。

実際に飾られていた花や葉を紹介します。

・ローズマリー
・イングリッシュオーク
・マートル
・ペラルゴニウム
・ガーデンローズ
・秋色アジサイ
・セダム
・ダリア
・スカビオサ

では、一つずづみていきましょう。

ローズマリー

ローズマリーの画像
ローズマリー

【花言葉:変わらぬ愛・追憶】

ローズマリーは、古くから「追憶の象徴」とされており、常緑性のある葉は永遠のシンボルとも信じられています。

料理だけではなく、アロマとしても香りが好まれており、死者への敬意を払う香りでもあるのだとか。

イングリッシュオーク

イングリッシュオークの画像
イングリッシュオーク

【花言葉:強さ・勇敢さ】

イングリッシュオークは、国や愛の強さの象徴とされています。

日本の赤坂離宮では、エリザベス女王が1975年に植樹されたイングリッシュオークの木を見ることができますよ。

マートル(ギンバイカ)

マートルの画像
マートル

【花言葉:高貴な美しさ・愛のささやき】

マートルは銀梅花(ギンバイカ)とも呼ばれており、結婚式の飾りやブーケに使われることがあります。

実際、1947年のエリザベス女王とフィリップ殿下の結婚式のブーケに使用され国葬の棺の花輪にはその枝から育てられたものが使われています。

ペラルゴニウム

ペラルゴニウムの画像
ペラルゴニウム

【花言葉:愛情・尊敬・君ありて幸福】

ペラルゴニウムは、春のガーデニングで人気があり、春から初夏にかけて華やかな花を咲かせます。

原種の数が約250種類と豊富で、茎と葉から良い香りがするものもありますよ。

ガーデンローズ

ガーデンローズの画像

【花言葉:愛・美】

ガーデンローズは、自宅の庭でも育てやすいバラで、花の色や本数によって花言葉が変わります。

  • 赤いバラ…あなたを愛します
  • 白いバラ…深い尊敬
  • ピンクのバラ…可愛い人
  • 黄色いバラ…友情
  • 1本…一目惚れ
  • 3本…愛しています
  • 99本…永遠の愛 など

今回使用されたバラは、ピンク色のようなので「可愛いひと」でしょうか。

秋色アジサイ

秋色アジサイの画像

【花言葉:辛抱強い愛情】

秋色アジサイは、ドライフラワーやアレンジメントに使われる、シックな色合いが人気の花です。

通常のアジサイが、時間や気温の変化によってアンティークカラーの色合いに変化したもの。

アンティークな魅力が好きな人におすすめの花です。

セダム

セダムの画像
セダム

【花言葉:私を想ってください・枯れることのない愛】

セダムは、ぷにぷにした見た目が特徴で、園芸店でもよく見かける多肉植物です。

水やりをあまりしなくても枯れにくいため、「枯れることのない愛」という花言葉が付けられたのでしょうか。

ダリア

ダリアの画像
ダリア

【花言葉:優雅・気品】

ダリアは、白やピンク、赤色や橙と色のバリエーションも豊富で、花のサイズも大小さまざま。

ダリアの花姿がボタンに似ているため、和名は天竺牡丹(テンジクボタン)。

優雅や気品といたった花言葉は、ダリアの美しさからきていると言われています。

スカビオサ

スカビオサの画像
スカビオサ

【花言葉:魅力・風情・私は全てを失った】

スカビオサは、個性的な花の形が特徴の高原に咲く花です。

日本では松虫草とも呼ばれており、西洋では、伴侶を失った未亡人へ贈る花とされていることから「私は全てを失った」の花言葉の由来に繋がったのだそう。

ここまで、エリザベス女王の棺に飾られた花や葉について紹介しました。

それぞれ、女王と縁の深いものであったり、素敵な花言葉でしたね。

 

エリザベス女王の棺の花に込められた意味は?

エリザベス女王 国葬 画像
引用:Twitterより 国葬の様子

エリザベス女王の棺に飾られた花には、ローズマリーやマートル、ダリアなど、エリザベス女王と縁のある庭園の花や葉が使われていたことが分かりました。

控えめな花を好んでいたというエリザベス女王は、庭園に咲く花が大好きで、よくご覧になっていたようです。

結婚式で使われたマートル(ギンバイカ)の小枝から切り取られたものが使用されていたのは、もしかしたら生前、エリザベス女王がそのように望んだのかもしれませんね、

今回使用された花や葉の意味を考えると、チャールズ新国王からの

「天国でもエリザベス女王が大好きな花たちに囲まれて過ごせるように…」

という、深い愛情が込められているのではないでしょうか。

きっと、エリザベス女王も贈られた花輪を手に取って、天国で微笑んでいるでしょうね。

花輪に使われていた花や葉は、ロンドンのバッキンガム宮殿やクラレンスハウス、グロスターシャーのハイグローブハウスの庭から採取されたと言われています。

 

まとめ

今回は「エリザベス女王の棺に置かれた花の種類は?花言葉や込められた意味が深かった!」についてお届けしました。

<棺に飾られた花の種類>

・ローズマリー
・イングリッシュオーク
・マートル
・ペラルゴニウム
・ガーデンローズ
・秋色アジサイ
・セダム
・ダリア
・スカビオサ

花言葉を意識して使用したのかは分かりませんが、それぞれに素敵な花言葉がありましたね。

エリザベス女王の棺に飾られた花は、エリザベス女王が愛し、エリザベス女王とともに過ごしてきた花たちでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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